【マカオ世界遺産】鄭家屋敷(鄭家大屋:Casa do Mandarim)の見どころ マカオ女ひとり旅7

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今日ご紹介するマカオ世界遺産は鄭家屋敷(鄭家大屋:Casa do Mandarim) 英語ではMandarin’s Houseと表記されます。

ここは中国の著述家、鄭観応が住んでいた邸宅です。

西洋の特徴も取り入れている建築だけど中国らしさの方が目立っていて、ポルトガル風建築ばかりのマカオ世界遺産の中ではちょっと異色。

 

マカオ世界遺産のなかでは敷地が広い方で見応えがありました。
しかも人があまり居ないので穴場でもある笑

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鄭家屋敷(鄭家大屋:Casa do Mandarim)とは

入り口の門の前に世界遺産マークがあります。

The construction date of the Mandarin’s House can be traced back as early as 1869.This is the family home of prominent Chinese literary figure Zheng Guanying (1842-1921), whose works on the opening of economic markets influenced Emperor Guangxu, Dr. Sun Yat Sen and Mao Tse Tung, promoting major historic changes in China. The construction of the Mandarin’s House was initiated by Zheng Wenrui, the father of Zheng Guanying. The house covers an area of about 4000 square metres. The entire complex is made up of various buildings, including an entrance gatehouse, courtyard, servant’s and master’s quarters, extending more than 120 metres alongside Barra Street.The buildings are predominantly Chinese in style, with subtle western influences in the decorative motifs, also marking a period in Macao when Chinese architecture started to display a fusion of styles from different cultures.In the main buildings, the placement of the main living room on the upper floor shows an unconventional planning approach, rare in the layout of traditional Chinese residential dwellings.Chinese architectural tectonics can be observed in the house superstructure, the choice of building materials, the colorful relief ornamentations of the friezes and the detailing of doors. Western and other influences are expressed on the plasterwork of arched ornamentations over doorways and windows, decorative stucco on false ceilings and the use of mother-of-pearl window panels, a technique that is also common in India. 引用元:マカオ世界遺産”Mandarin’s House”


以下、拙訳。

マンダリンハウスの建設日は早ければ1869年に遡ります。これは著名な中国の著述家で鄭観応(1842-1921)の家族の家であり、彼の市場経済開拓に関する研究は、中国に大きな歴史的変化をもたらした光緒帝や孫文、また毛沢東に影響を与えました。マンダリンハウスの建設は鄭観応の父である鄭文瑞の手によって始められました。この家は約4000メートル四方の土地に及んでいます。全体の構成はバラ通りの横の120メートル以上にも及び、入り口の門楼、中庭、召使いと主人の居住スペースを含む様々な建物から成っています。建物の大部分は中国様式であり、装飾のモチーフには巧みな西洋様式が取り入れられていますが、中国建築が異文化様式の融合を表し始めたマカオの時代も特徴づけています。メインの建物では、上階のリビングルームの位置づけは型破りな計画立案を示しており伝統的な中国の住居の設計では珍しいものです。中国の建築構造学が、この家の上部構造、建築素材の選び方、フリーズ(=装飾された横壁のこと)における色とりどりな浮き彫り模様の装飾、そして扉の装飾において観察できるでしょう。西洋と他の影響が、出入り口と窓の上のアーチ型装飾の上塗り部分、吊り天井の表面の装飾用化粧しっくい、インドでも一般的な技術である真珠層の窓枠の使い方に現れています。

これ訳してて思ったけど、建築の研究されている方なんかは興味津々なんじゃないかな?

鄭家屋敷の見どころ

おことわり
帰ってきて公式サイトを確認したところ、見忘れているところが多々ありました。
全ての見どころについては公式サイト(北京語/広東語/ポルトガル語/英語)
確認をお願い致します。

部分的な写真での説明になりますがご容赦ください。

入口空間:Gatehouse

ここが入り口からの風景です。

入口空間:Gatehouse

なうん
なんとなーく通り過ごしてしまいそうですが、この入り口からもう鄭家屋敷の特色が感じられるの!

門は伝統的な広東スタイルで、吊り天井とアーチ型の出入り口は西洋スタイルになっています。そのアーチ型も本来の丸いアーチ型とは違う、マカオ建築の特色が現れているそう。

 

 

また入り口に神社を建てるのはマカオ建築では一般的なんだって。 少なくとも17回は修復されている歴史ある神社だそうです。

 

 

その奥が受付ですが声を掛けられることはありませんでした。(外国人は無料) 何かあったらここにいる人に尋ねてみてね。

 

 

この奥に進むと見えるのが有名な月門(moon gate)

月門(moon gate)

昔々(推定1950年代より前)はここが門として使われていたそう。

 

亀さんもいたよ! ご利益ありそうですがまじまじ見れば見るほどなんか怖いw

 

もう1つの注目ポイントはこの壁の上の石膏細工 ここでは中国の民話や四字熟語である、鯉躍龍門/封侯/富貴吉祥/年年有餘が石膏で表現されています。(どれかどれだか探してみてね!)

 

参考メモ

  • 鯉躍龍門…黄河の上流にある龍門を渡った鯉は龍になれるという中国の故事。 立身出世のたとえ
  • 封侯…諸侯になること =土地を与えられ高位につく、つまり出世するということ
  • 富貴吉祥…財や運に恵まれる
  • 年年有餘…毎年お金や食べ物に余裕がある

 

それからここにはギフトショップもあります。
看板に日本語が書いてあるけど日本語は通じないと思います。

轎道:Sedan Way

そしてそこを通り抜けると大きな通路に出ます。 鄭家屋敷の住人はさっきの月門から出入りをしてたらしく、ここはお客さん用の通路だったというから驚き(!!!)

ここがSedan Wayっていう英語表記なのは、昔お客さんを運んだ神輿のようなものを英語でSedan Chairって言うからだと思われる。
そういうSedan Chairでお客様をここまで運んで、ご主人のいるところまで案内したんだって。

車のセダンではありません笑

なうん
輿って一般人は乗れたのかな?
こんな豪邸だったから来るお客様もきっとお偉いさんなんでしょうけど)))

 

 

ここから振り返るとさっきの月門も見えますよん。 この裏から覗いたらちょっといい写真が撮れそうだけどひとりなので出来ない現実

展覽區:Exhibition

先ほどの轎道:Sedan Wayの途中の左手に展示室があります。

 

敷地内の説明と映像資料もありました。 ここを先にチェックしておくと見どころが分かるね!

 

言語は基本的に広東語とポルトガル語、ところどころに英語があります。

 

これは…

 

抬樑式建築という中国の伝統的な建築技法の屋根の部分かな? ここの説明書きは広東語とポルトガル語のみだった。

 

私が1番気になったのはこの模型♡ ここら一帯の地図ですね! (((模型大好き女なのでわくわくしてました笑)))

榮祿第:Ronglu Hallwayと文昌廳及花園:Wenchang Hall and Main Garden

この展示室を出ると中庭(方形內院:Inner Courtyard)に出て行きがちなのですが…

 

この通路をまっすぐ行った奥に行くことを忘れないでください!なぜならこの奥に入った場所とその右手に榮祿第(Ronglu Hallway)と文昌廳及花園(Wenchang Hall and Main Garden)という見どころがあるんです。

 

なうん
私は見忘れたくちです…orz(本当にバカ)

 

ぜひあなたが観光される際は忘れずにご覧になって行ってください。 この奥、右手!(念押し)

方形內院:Inner Courtyard

そして先ほどの展示室を出たところが中庭になります。 木が可愛く装飾されていました。

 

この中庭は上の写真に見える建物の外壁と、このL字型の回廊↓で囲まれているのが特徴 人がいないし静かなのでちょっと休憩にもぴったり。

 

窓は木製のルーバーで出来ているんだけど、特に2階の部分はその上にアーチ型の飾りが付いてるのわかるかな? それはOyster-shell windowっていうカキの貝殻をデザインした窓だそうです。

確かによく見るとすごく細かい!

大宅前地:Front Courtyard

先ほどの中庭の他に、もう1つメインの中庭があります。 今は訪問客用のトイレになっている場所は昔は裏庭だったそうなので、この屋敷には正面の庭と合わせて合計4つも庭があります。(すげぇな)

 

この中庭の奥にあるのが鄭観応が建てた裏口(日月光華:Back gatehouse) 右手前に見える、底がガラスになっていて四角い手すりが付いている部分を覗くと昔使われてた排水溝を見ることができます。

 

 

マカオ歴史地区保護管理計画に関する展示もされていました。 この写真の手前に写っている石のベンチは一家が休憩用に座っていたものだそう。
(もう1つテーブル付きの石の椅子があるので、由緒あるのはもしかしたらそっちの方かもしれない。)

またベンチの後ろのお花のような模様が付いている壁は複製品
1950年代にここに住んでいた人のお話とか、この壁の残骸、この家の他の壁のデザインを頼りに修復したものということです。

 

 

このテントの中はしっかり展示がされてたけど、言語が広東語とポルトガル語だったのでさっぱり分からず← この中庭には1960年代ごろに植えられた大きな桑の木昔の井戸?みたいなのが残っているのでそこら辺も要チェックです!

大屋主建築:The main building

そしてそのベンチやら壁やらの反対側にあるのが大屋主建築(The main building)への入り口 ここからの1番の見どころである、餘慶堂(Yu-Qing-Tang: Yuqing Mansion)積善堂(Ji-Shan-Tang:Jishan Mansion)に行けます。

積善堂は鄭観応の兄弟が建てたもので餘慶堂よりは小さめにできています。
また鄭一族の子孫がここに住んでいたそう。

どちらも伝統的な広東風スタイルの邸宅です。

 

 

一部ですが写真をどうぞ!

 

昔の家具?が少し置かれています。  

 

 

換気をするのと光を取り込むために建物の中央はテラスになっています。 電気がない昔ならではの工夫だね。

 

これは途中どこかで撮りました←

大屋主建築は2階の見学をお忘れなく

私ここはさらっと見て通り過ごしてしまったみたいなんですが…

なうん
この餘慶堂と積善堂には2階があります。(強調)

階段が分かりづらい場所にあるらしく見逃しがちだそうですが、必ず見て帰ることを強くおススメいたします。
2階にはお寺のお堂の中みたいな場所があります。

 

気になる方は公式サイトの以下の部分をご覧になってください。(全て英語)

 

なうん

1階もちゃんと見きれてなくて、私が撮ってきた写真じゃ全然魅力を伝えきれていないのが悔しい…

次マカオに行ったらここは必ずもう1回リベンジする!!

迷路のようで見逃しがちな場所が多いと思うので、事前に下調べをしていくのがここはおススメかな。

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鄭家屋敷(鄭家大屋:Casa do Mandarim)基本情報

  • 営業時間:10:00-18:00(最終入場は17:30)
  • 入場料:無料
  • 休館日:水曜 ※公休日は営業
  • 所要時間:20分程度
  • ガイドツアー: 土曜日(14:30-15:15/15:30-16:15) 日曜日(10:30-11:15/14:30-15:15/15:30-16:15)※広東語のみ
  • 公式サイト:コチラ(広東語/北京語/ポルトガル語/英語のみ)

 

アクセス

  • マカオ公共バスで→18/28B路線でM191亞婆井前地(Largo do Lilau)下車徒歩1分
  • 港務局大楼から→徒歩4分

※マカオ公共バスについては路線が変更されている場合があります。
バス路線図から探す場合はココから、停留所名から探す場合はココからM191番を探して、ご自身で確認をお願いします。

 

 

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