【マカオ世界遺産】プロテスタント墓地(基督教墳場:Cemitério Protestante)の見どころと行き方 マカオ女ひとり旅19

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本日ご紹介するマカオ世界遺産はプロテスタント墓地(基督教墳場:Cemitério Protestante)

英語ではOld Protestant Cemeteryと書きます。

ここは1821年からあるプロテスタント向けの墓地。
墓石の年号を見るとどれも1800年代のものでとても歴史を感じます。

暗く寂しい雰囲気ではなく、シーンと静かな落ち着いた気持ちになれる墓地でした。
こぢんまりとした礼拝堂も併設されていて、日曜日は英語の礼拝に参加することができます。

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目次

プロテスタント墓地(基督教墳場:Cemitério Protestante)とは

プロテスタント墓地

カモンイス公園のそばに位置し、もとの名を英国東インド会社墓地と言いました。1821年に宣教師のロバート・モリソン(1782-1834)は妻がマカオで病死したため、東インド会社のメンバーという身分で、会社に対してマカオ政府にこの土地を墓地として提供してもらうよう依頼し、これがマカオで始めてのプロテスタント墓地となりました。モリソンは初めて聖書を中国語を翻訳した人物で、また最初の中英辞書の著者でもあります。墓地は2つの部分に分かれ、前方はモリソン礼拝堂で、マカオで最初のプロテスタント伝道教会です。1922年に立て直され、木を組み合わせて作られており、外観は素朴ながら優雅なローマ式建築様式が採用されています。後方は墓地で、数十基の墓があります。埋葬されているのは、多くは英国の商人や、アヘン戦争時に中国で戦死した英国将校やプロテスタントの宣教師です。このうち最も有名なのは、マカオで20年余を過ごした英国の画家ジョージ・チネリー(1744-1852)、スウェーデン初代駐華領事アンデシュ・ユングステート(1759-1835)、宣教師モリソン全家族などです。墓地としての受け入れはすでに停止され、史跡となっています。

引用元:マカオ世界遺産”プロテスタント墓地”

なうん
プロテスタントの教会はここがマカオ初なのね!

 

カモンイス公園っていうのはこの墓地の隣にある公園です。

なかなか大きな公園なので時間があったらお散歩してみるのオススメ。

 

またプロテスタント墓地は同じく世界遺産のカーサ庭園の隣でもあります。

((この日は閉まってて入れなかったんだけどねorz))

プロテスタント墓地の見どころ

プロテスタント墓地へはこの真っ白な門が目印です。

プロテスタント墓地

 

門のところにこんな注意書きが書かれていました。

MORRISON MEMORIAL CHAPEL AND PROTESTANT CEMETERY

OPEN TO VISITORS PLEASE KNOCK OR RING

SERVICE IN ENGLISH
EVERY SUNDAY 9:00 A.M
THE CHAPLAIN OF ST.MARK’S CHURCH 53 RUA PEDRO N.DA SILVA TEL.5409 IS IN CHARGE OF THIS CHAPEL

PLEASE REMEMBER
THE CEMETERY IS CONSECRATED GROUND
YOU ARE INVITED TO ENJOY THE PEACE AND QUIET OF THIS PLACE
AND TO TREAT IT WITH RESPECT


拙訳
モリソン記念礼拝堂 プロテスタント墓地

参観者はベルを鳴らすかドアをノックしてください。

英語礼拝
毎週日曜午前9:00から
白馬行53號(ST.MARK’S CHURCH 53 RUA PEDRO N.DA SILVA )にある聖公會聖馬可堂(St. Mark’s Church Anglican)の牧師が担当です。

この共同墓地は聖地であること、この土地の平和と静けさを楽しんでいただき、敬意を持って扱ってほしいことを忘れないでください。

なるほど。

 

聖公會聖馬可堂(St. Mark’s Church Anglican)はここにあります。

プロテスタント墓地からは歩いて15分弱ぐらいだよ。

モリソン礼拝堂(MORRISON MEMORIAL CHAPEL)

入り口入ってすぐのところにあるのがモリソン礼拝堂になります。
すごくシンプルながらおしゃれさがありますね。
この日はドアが閉まってたので中には入れませんでした。

 

…って行った時は思ったんだけど、

なうん
門の但し書き通りならノックしたら開けてもらえたのかしら?って今更ながら思った←

 

中に入るとこぢんまりとした礼拝堂があるそうです。
マカオのキリスト教会にはいくつか行ったけどそれとは雰囲気が違い木が基調のシンプルな場所のようでした。

墓地(PROTESTANT CEMETERY)

その先に進むと、そこが墓地になっています。

墓地(PROTESTANT CEMETERY)

木は鬱蒼と茂ってるとまではいかないけど四方八方にうねってるのが少し怪しい感じ…(夜行くと怖いかも)

 

こんなこと言っていいのかわからないけど、西洋の映画の世界のようでおしゃれだなぁと感動してしまった。ここがマカオだってことが信じられない。

なうん
子供の頃遊んだ絵本ミッケ(ゴースト)の世界のような…ナイトメアビフォアクリスマスとかを思い出しました。

 

奥に見えてるオレンジ色は世界遺産:カーサ庭園の門

 

1番奥にあるこの墓石がジョージ・チネリーの物です。
多分いちばん目立っているのでこれはすぐ気がつくと思います。
他にアンデシュ・ユングステートやモリソン一家の墓石も探してみてね。

 

私が行った時は私以外に2-3人程しかいなくてシーンと静かで落ち着けました。お墓だし接写するのもなんだかなぁと思ったので写真はこのくらいにしておきます。

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プロテスタント墓地 基本情報

5人以上のグループで訪れる際は一度管理人のところへ

  • 営業時間:8:30-17:30
  • 入場料:無料
  • 休業日:無休
  • 礼拝:毎週日曜日9:00から
  • 所要時間:5-10分程度

 

アクセス情報

  • マカオ公共バスで→8A/18/18A/18B/19/26路線M201番白鴿巢前地(Praça Luís de Camões)から徒歩1分
  • ナーチャ廟から→徒歩5分

 

※マカオ公共バスについては路線が変更されている場合があります。
バス路線図から探す場合はココから、停留所名から探す場合はココからM201番を探して、ご自身で確認をお願いします。

 

 

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