【マカオ世界遺産】ドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院:Teatro D. Pedro V)の見どころと行き方 マカオ女ひとり旅10

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今回行くマカオ世界遺産はドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院:Teatro D. Pedro V)です。

英語ではDom Pedro V Theatreと書きます。

 

ドン・ペドロ5世とは1853年-1861年の間のポルトガルの王様の名前。

以前内部は非公開でしたが、今は中に入れるようになりました。
また時々コンサートが行われているそうで、チケットを手に入れれば当時の人たちの気持ちになって楽しむこともできるという!

 

なうん
マカオでたくさん回った世界遺産の中でも、ここは上位にランクインするお気に入りスポット♪

小さな劇場なんだけど雰囲気がすごく素敵で、またマカオに行ったら訪れたい場所の1つです。

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目次

ドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院:Teatro D. Pedro V)とは

中に入る前に、先に説明書きを読んでおきますっ。

ドン・ペドロ5世劇場

中国で始めての西洋式劇場で、その名称は、ポルトガル国王ドン・ペドロ5世(在位1853年-1861年)に由来します。設計はマカオ生まれのポルトガル人ペドロ・ジェルマノ・マルケスが担当、中国最初の西洋式劇場です。主要部分は1860年に建築され、正面は1873年に増築されました。座席は276席あり、当時のマカオに住むポルトガル人の重要な社交の場所でした。建物は新古典主義様式で、前面にロビーがあり、観客席は円形になっています。両側の長い廊下で休憩することができ、階段で二階に上がればバルコニー式客席があります。劇場の正面ファサードには幅が15.7メートルのローマ様式のアーチがあり、最上部は三角形の切妻になっています。下にはイオニア様式の4本の柱が3つの空間を区切り、側面にはローマ式のアーチ窓が9つ配置されています。

引用元:マカオ世界遺産”ドン・ペドロ5世劇場”

中国にいながら西洋の雰囲気を味わえるのが素敵。

なうん
世界史の教科書の中でしか見たことない円形劇場が生で見られるなんて♪

 

楽しみしみ♪(´ε` )フフン

ドン・ペドロ5世劇場の見どころ

ではでは早く中に入りましょう!

加工してたら絵画風に可愛くできた写真 ※実物は異なりますw

外観

聖オーガスティン広場から見てこの緑の建物が目印です。
側面にある9つのローマ式のアーチ窓とは恐らくここから見える窓のこと。

街灯の濃い緑と建物の淡い緑がこれまた良く合ってます。

 

この写真は正門のすぐ横で撮りました

 

そしてこちらが正面(ファサード)です。

ファサード(façade)…フランス語で建物の正面という意味

 

ドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院:Teatro D. Pedro V)

さっきの説明書きによると、ここの注目ポイントはローマ様式のアーチ最上部の三角形の切妻、そしてイオニア様式の4本の柱

 

柱は8本に見えるけど、これ2本で1対として数えるのかな?

外観を見ただけでは、内装が円形劇場だってことは分からない構造になっています。

ロビー

中に入るとまずあるのがロビー
暖かみのあるホッとする雰囲気です。冬の暖炉が似合う、そんな感じ。

実はこの日湿度90%超えでものすんっごい蒸し暑さでしたが、そんなことは微塵も感じさせません。

 

なうん
昔はおしゃれな貴婦人や貴公子たちがここで好きな人を待ってたりとかしてたのかな…
お花を持った出待ちのファンがいたりとかさ!(←全て妄想)

※建設当初は男性のみ入場可能だったそうで、貴婦人がいたのかは謎です。

 

シャンデリアも繊細なデザイン。
小枝の先にろうそくや氷柱がくっついているみたい。

 

劇場への入り口はこちらです。
ふふ、わくわくする♪

劇場@1階席

劇場の1階席はこんな感じ。
写真では分かりづらいけど、実際はiPhoneのカメラで撮るとブレてしまうくらい中は暗いです。

こぢんまりとしててどこかあったかく感じるデザインが私はとっても好き。

手前にある柱はイオニア式っていうよりコリント式っぽい気がするけど…(そう思いません?)

廊下→2階

ドン・ペドロ5世劇場では2階席も開放されていて、この廊下から階段を上がると行けます。
このハート型の窓、めっちゃ可愛くない( *´꒳`*)♡?
友達や彼氏と2人で並んで撮ったら、とっても可愛い写真が撮れそうな気がする。

 

 

横浜の異人館とかでもこういうハート型デザインの窓良く見かけるよね。

参考画像:ベーリック・ホール@横浜 の入り口ドア 撮影:なうん

 

廊下は白/深緑/茶色が基調でロビーや劇場とはまた違った感じ

 

ここが2階席への入り口になります!
2階は1部のみ見学可能のようです。

劇場@2階バルコニー席

そんな2階席ですが、入り口前にこんな注意書きが貼られています。

安全のため2回バルコニー席へは
1度に最大10人までの入場とさせて頂きます。(拙訳)

10人以上乗ったら床でも抜けちまうのかい(´゚д゚`)笑

普通にコンサートとか行われてるし、絶対そんなことはないはずですが←
最大入場人数は10人までだそうなのでグループでお越しの際は代わりばんこにお楽しみください。

 

 

では、2階バルコニー席はこちらです。
手すりのデザインが窓のデザインと似てる。
今更気づいたけど、基本的に色が赤/緑/白だからちょっとクリスマスっぽい笑

 

私はショーを見るなら役者さんの表情がよく見える1階席で見たい派なんだけど、
ここでなら2階席で見るのもなんか素敵だなぁって思ったり←

 

椅子は新しいものかな?

なうん
既に写真でお気づきかもしれませんが、旧正月という休日に行ったのにひとっこひとりいなかったんだけどさっ!

 

でも誰もいなかった分、存分に独り占めできました笑

数年後大きく変わっていることはないのかもしれないけど、また癒されに行きたいです。

お庭

お庭は特に特筆すべきことはないのですが…(ないのかよ)
写真をいくつか撮ってきたので紹介します。

ここは正門の奥側にある建物です。 (立ち入り禁止)

 

ポルトガル語なので何が書いてあるかはよく分からなかったけど壁にあったおしゃれな石版。
これもしかしたら設立当初からあったものだったりして。(もしそうだったらすごい)

 

出口に戻ってきました。

左手に見える黄色い建物は、同じく世界遺産の聖オーガスティン教会だよ。

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ドン・ペドロ5世劇場:基本情報

  • 営業時間:10:00-18:00
  • 入場料:無料
  • 休館日:公休日以外の火曜日
  • 所要時間:10分程度
  • 公式サイト:ココ(広東語/北京語/ポルトガル語/英語)

 

コンサートチケットの取り方

ドン・ペドロ5世劇場では、時々コンサートなどが行われています。

外側からよーく見ると、ハートのドアだけデザインが他の窓と違います

イベントについては、公式サイトのProgrammeで向こう半年分強ほどのイベント一覧が表示されています。

 

しかしこのイベント一覧表、ほとんどリンクが成り立っていなくてですね^^;

 

色々試してみた結果、もしチケットを予約したい場合は以下の方法が上手く行くようです。

  1. 広東語表示に切り替えてイベント名をコピー
  2. イベント名をブラウザで再検索
  3. そのイベントの広報ページなどに行き着く
  4. “立即購票”などとチケット購入リンクが貼ってある
  5. 澳門售票網(Macau Ticket)(中国語/英語)というサイトに行き着く
    ※または手順:3/4をスキップして検索結果に”澳門售票網”が出てくることも
  6. クレジットカードで購入

 

もしタイミングが合えば行ってみるのも良いね!

主にオーケストラなどのコンサートが多いみたいでした。
音楽なら言葉が分からなくても楽しめるはず^^

アクセス情報

  • マカオ公共バスで→6B/9/9A/16/23/28B/32/N2路線でM179巴掌圍(S.AGOSINHO)下車徒歩3分
  • 聖ヨゼフ聖堂から→徒歩4分
  • 聖オーガスティン広場内

 

※マカオ公共バスについては路線が変更されている場合があります。
バス路線図から探す場合はココから、停留所名から探す場合はココからM179番を探して、ご自身で確認をお願いします。

 

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