【マカオ世界遺産】三街会館:関帝廟(Sam Kai Vui Kun:Templo de Kuan Tai)の見どころと行き方 マカオ女ひとり旅11

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今日のお話はマカオ世界遺産、三街会館(関帝廟)について。
広東語では三街會館(關帝廟)と書きます。

英語では広東語読みのまま、Sam Kai Vui Kun(Kuan Tai Temple)と表記されるようです。
ポルトガル語ならTemplo de Kuan Tai

 

 

三街会館という名前の由来は、昔ここ近辺の3つの通りで商業を営む人たちがここで話し合いをしていたから。
また関帝廟と書かれるのは、三国志で有名な関帝を祀った廟でもあるからです。

 

なうん
三国志ファンの方は必見!笑

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目次

三街会館:関帝廟(Sam Kai Vui Kun:Templo de Kuan Tai)とは

まずは説明書きをチェック!

三街会館(関帝廟)

清朝の雍正年間から乾隆年間(1723-1795)に建てられ、営地大街と関前街、草堆街の三つの通りに面していることからこの名前が付けられました。会館は昔日の繁華街である栄寧坊に位置しているため、今でも入り口には「栄寧社」と記されているのがはっきり分かります。そして入り口の対聯(対句になった飾りつけ)には『栄居康楽境、寧享太平年』とあり、往年の繁栄を象徴しています。建設当初はマカオの商人が集まり話し合う場所で、1913年にマカオの華人商人の団体である旅澳華商総会(現在のマカオ中華総商会)が成立するまでは、マカオ華人商人の会として機能していました。会館には関羽や招財爺(財帛星君)が祀られており、これが関帝廟と呼ばれる所以です。1920年代以後は、業務的な目的は徐々に失われ、関帝を祀るお香は絶えず、廟が会館の中心的な役割となりました。会館は二進三間の中国式建築で、灰色のレンガを積み重ね、大きさも充分、構造には抬梁式が採用されています。

引用元:マカオ世界遺産”三街会館(関帝廟)”

1700年代からあるとは驚きですね!

営地大街/関前街/草堆街っていうのはこの関帝廟近くにある通りの名前です。
今でも地図で検索すると出てくるよ。

 

なうん
商人たちが集まってたってことは金運UPに効いたりして…♡

 

三街会館(関帝廟)の見どころ

先ほどの世界遺産マークの奥に三街会館(関帝廟)の門があります!

三街会館(関帝廟)

小さくて素朴な雰囲気だし古い住宅街の中にひっそりと溶け込んでるので、見逃しがちだから注意←

私も実際1回素通りして引き返しました笑

入り口のほこら

まず注目したいのは、廟の外にあるこの小さなほこら
奥に小さな神様が2人いらっしゃいます。(かわいい…♡)

それからよーく見ると奥の赤い板に、先ほどの説明書きにあった”栄寧社”“栄居康楽境、寧享太平年”の文字が彫られています。

 

これはマジでよーく見ないと分からないわw

 

対聯とは

紙や板に対句を書き、建物の入り口や門の両脇に飾る中国の伝統文化のこと。
黒い板に赤い字で書かれているものがそれです。

 

なうん
てっきり、写真の↑入り口に”栄居康楽境、寧享太平年”って書かれてるのかと勘違いしてたけど、実際は祠の奥にあるのねw

 

ちなみに栄寧社という文字はほこらの土台部分にも彫られています。

廟内

さ、廟の中に入っていきましょう!

 

出入り口のすぐ上の壁

 

廟は真ん中が吹き抜けのようになっていて、手前側と奥側で分かれています。

 

これは入ってすぐの左側にあったもの。
真ん中が門のようになってるけど、神様が祀られてるのかな…。

 

これは鄭家屋敷の入り口にあった神社に似てるわ。

参考画像:マカオ世界遺産 鄭家屋敷の入り口にて

こんな風に建物の入り口辺りに神社を作るのは、マカオでは一般的らしいです。

 

 

渦巻き線香がいっぱいいっぱい。ここは煙いほど煙もくもくではないので、喘息の方でも心配はないと思います◎

 

 

入って左側の壁側にいらっしゃった神様。
よく見ると周りに大小様々の仏像がランダムに置いてあるのがなんか面白い。(絵本ミッケの世界みたいな)

 

確かこれは入って右側の壁際だったかな

祭壇

そしてメインの祭壇は3つに分かれています。

 

まずは1番左側

 

そして真ん中
センターにいらっしゃるのが関羽だそうです。
また左に写っているのは招財爺(財帛星君)だと思われる。

 

そして1番右側
作りがめちゃくちゃ細かいね。色んな神様の顔が見れて楽しいです。

 

正直な話、見た目からして地味な神社なのかな…?とか勝手に思ってたんだけど見事に裏切られました笑

見た目の素朴さからは想像つかない見応えだったよ!

 

なうん
金運に効くみたいなので、カジノを楽しまれる前なんかに行ってみるのはいかが?笑

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三街会館(関帝廟)基本情報

  • 営業時間:8:00-18:00
  • 入場料:無料
  • 休館日:無休
  • 所要時間:5-10分程度

 

旧正月に行ったからか数人お参りに来ている方がいました。

今まで行ったマカオの世界遺産はほとんど人がいなかったのと、ここは敷地が狭いこともあり、他の世界遺産と比べると混んでいるように感じたかな。

アクセス情報

  • マカオ公共バスで→3/3X/4/6A/8A/18A/19/26A/33/101X/N1A路線でM134番新馬路/永亨(ALMEIDA RIBEIRO/WENG HANG)下車徒歩1分
  • ドン・ペドロ5世劇場から→徒歩5分
  • セナド広場から→徒歩1分

 

M135番新馬路/大豐(ALMEIDA RIBEIRO/TAI FUNG)と似ている名前の停留所があるのでお間違いなきよう!
※マカオ公共バスについては路線が変更されている場合があります。
バス路線図から探す場合はココから、停留所名から探す場合はココからM134番を探して、ご自身で確認をお願いします。

 

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