今回はマカオの4つある地区(マカオ半島/タイパ/コタイ/コロアネ)のうち、マカオ半島に日帰りで行ってみた感想とアドバイスです。(目的は世界遺産巡り)
マカオは治安良いし女ひとり旅がしやすい国だとは思いますが、実際行ってみて、行く前にこれ知りたかったなぁ…と思ったことについて書いています。
目次
治安
昼間にこんなほぼ誰もいない通りを歩いてても声かけられることはなかったし、人がごった返す商店街でも客引きなど無かったし、スリに遭うこともなかったし、買い物しててもボッタクられることもなかったし、タクシーに乗った時も通常料金で安全に送り届けてくださいました。
タクシーはボラれる可能性があるので、できればバスを使ってください。後述するけどマカオには電車が無く皆バスを足にしているので、基本バスにはたくさん人が乗っているしボッタクリもないので安心です。
韓国のバスみたいに私ひとりしか乗っていなくてなんか不安…って気持ちになったり、途中で降ろされたりってことはほぼ起きないはず。
結論:マカオでの治安
- スられないように荷物に注意する
- 荷物を置きっぱなしにしない
- 人通りの少ない通りを出歩かない(特に夜間)
基本的なことを気をつけておけば大丈夫◎
香港ドルでお釣りは出るのか? 人民元は使える?
マカオの通貨はパタカ(MOP)ですが、香港ドル(HKD)が基本どこでも使えます。私は全て香港ドル支払いにしましたが、1回も断られませんでした。ただお釣りは出る場合と出ない場合があります。
例えば私の場合はこんな感じだったよ!(あくまで参考程度にしてね)
使った場所 | 香港ドル | お釣り |
タクシー | 使用可能 | 紙幣分はHKD 小銭分はMOP |
マカオ公共バス ※香港ドルでもパタカでもお釣りは無し |
使用可能 | 釣り銭なし |
コンビニ(サークルK) | 使用可能 | 紙幣分はHKD 小銭分はMOP |
カフェ(貢茶) | 使用可能 | 釣り銭なし |
レストラン(Solmar Restrant) | 使用可能 | 紙幣分はHKD 小銭分はMOP |
カフェ(in アウターハーバー フェリーターミナル) | 使用可能 | 紙幣分はHKD 小銭分はMOP |
本当に場所によってお釣りが出るところと出ないところがあります。小銭はパタカで返してくるところが多い印象。でも時々小銭の中に香港ドル硬貨も混ざっていることもあったかな…確か。
特に貢茶では店員さんに
と言われました。マカオで香港ドルを使いたいなら細かいお金を多めに用意しとくのおすすめ。
これはアウターハーバー フェリーターミナルにあった自動販売機の写真です。
またこの自動販売機に限らず、マカオでパタカ以外の通過を使う場合、レートに関わらず1パタカ=1香港ドル=1人民元として扱われるので場合によっては損することもあるので注意です。
ざっと調べた感じ、人民元より香港ドルの方が通用するみたいなので、持って行くなら香港ドルをオススメします。それにパタカは日本では両替不可なので、数日の旅行で香港ドルを持っているならわざわざパタカに両替する必要も無いかなと思います。
結論:マカオで香港ドルは
- どこでも使える
- お釣りが出ない場所もアリ
- 人民元より香港ドルがおすすめ
市内移動
私はひとり旅なら迷わず電車派なので、知らずにマカオ行って着いてから焦ったクチです。(←ばか)
マカオで市内移動するならタクシーかバスの2択です。ここではそれぞれのメリット/デメリットを紹介しますね。
読んでおけば、私のように行ってから焦ることは少ないはず笑
タクシー事情
マカオでの移動手段のひとつめ、それはタクシー。しかし、マカオではタクシーの数がひっじょーに少ないです。
写真のような多少大きめの通りでは少し出会いましたが、流しのタクシーはほぼ出会えないと思った方が良いかと思います。出会えても近距離なら乗車拒否されることもあります(私は実際に拒否されました泣)。
また↑の写真のよりも更に大きな通りには時々タクシーステーションの地図が貼ってあったりもします。
私自身も大きなホテルに付け待ちしているタクシーには唯一乗れたので、どうしてもタクシーが必要ということであれば、このような近くのタクシーステーションとか大きなホテルに行って付け待ちのタクシーを狙うのも方法の1つかなと思います。
あとタクシーの運転手さんは英語が通じない場合もあります。
色々コミュニケーション手段を用意しておくと便利よ!笑
また料金は簡単に説明すると以下の通りです。
- 最初の1.9kmまでは19パタカ(約285円)
- そのあと240mごとに2パタカ(約30円)
- 地区(マカオ半島⇄タイパ⇄コタイ⇄コロアネ)を跨ぐ場合や空港/フェリーターミナル発着の場合は2パタカ-5パタカの通行料が必要
- 荷物を載せると金額が上乗せされる場合もあり(と言っても少額だけど)
結論:マカオでタクシーは
- 捕まえるのは厳しい、乗れたらラッキー
- 英語が通じないこともあり
- ボッタクリに注意
- 正規価格ならかなりリーズナブル
バス事情
マカオでの移動手段のふたつめ、バス!マカオではバスじゃんじゃん走ってます。早朝から深夜バスまで運行しているし、リーズナブルだし、人が沢山乗っているので安心だし、ぼったくりの心配もありません。スリには注意しなくちゃいけないけど、マカオ市内移動ならバスが一番オススメです。
マカオバス乗車の基本ルール
- 料金は一律6パタカ(約90円) 香港ドルでもOK
- 前のドアから乗る
- 乗ったら澳門通(MACAU Pass)をタッチするかお金を渡す
- お釣りは出ない、両替機もなし
- アナウンスは英語と広東語、車内前方に電光掲示板もあり
- 降りるときは事前に車内のボタンを押す
- 降車時にマカオパスをタッチする必要はなし
- 後ろのドアから降りる
また自分が乗るバス路線や降りる停留所を探すには以下の手順でやってました。
- Googleマップで経路を検索する
- 近くのバス停マークをクリックするとバス停名と路線番号が出てくる
- マカオバス公式サイトで詳しい情報を検索
結論:マカオでバスは
- 移動手段はバスが1番便利かつリーズナブル
- 小銭がないと乗りづらい
- Googleマップとマカオバス公式サイトを使い倒そう
澳門通(MACAU Pass)事情
マカオには交通IC、澳門通(MACAU Pass:マカオパス)というものがあります。
バスに乗る際に細かいお金を用意するのが面倒ですが、これを持っておけばタッチひとつでお釣りいらずです。
だけど正直な話、これ買わなくて良かったなと思ってます。なぜなら、
- 購入時点で100MOP(約1500円)入っておりなかなか使い切れない
- 最終使用日から2年間経つとロックがかかる
- 3年を過ぎると1ヶ月8パタカずつ引かれて行く
- ロック解除にはマカオパスの事務所に行く必要アリ(それもマカオ内に3ヶ所しかなくアクセス悪い)
から。有効期限があるのが非常にネック。
よく行くなら買った方が良いと思うけど、しばらく行かないなら勿体無いかな。バスだって16回は乗らないと使い切れないからね…
もししばらくマカオ行かないのにこれ買ってしまったなら、マカオパスが使えるお店でじゃんじゃん買い物して使い切ることをオススメします。
結論:マカオパスは
- バス乗車時に小銭がいらないという点では便利
- しかし有効期限が2年以内で解除が面倒
- しばらく行かないなら買わない方がベター
言葉
英語事情
私はコンビニ/カフェ/レストラン/フェリーターミナルで英語を使いましたが、どこでも通じました。ただタクシーに乗ったときは英語通じてるのか通じてないのかよく分からず…w
街中でも英語表記がある場所が多かったので特に苦労はしなかったよ◎
バス停の路線図/時刻表は広東語とポルトガル語のみですが、英語と似てるし意外と理解できるんじゃないかなと思います。
ちなみに上記表の意味は
- 真ん中の矢印の周り:停留所番号と停留所名→つまり路線図
- 1番下の左側の四角:月曜-土曜(公休日を除く)の時間毎の運行間隔
- 1番下の右側の四角:日曜日/公休日の時間毎の運行間隔
という意味だよ!
※星期一=月曜日 星期六=土曜日 星期日=日曜日
日本語
日本語は通じないけど、マカオでは日本語表記はかなり多くあってびっくりしました。
他にもたくさんたくさん。特に世界遺産に日本語表記があったので、ちゃんと理解しながら楽しむことができました◎
香港には約1週間滞在してマカオは日帰りだったけど、日本語見たのはマカオの方が多かった笑
結論:マカオで英語/日本語は
- 英語は通じるところがほとんど
- 日本語は通じないけど表記は結構ある
トイレ事情
トイレは世界遺産内では割と見かけました。街中では見かけた記憶は正直無く…あったのかもしれないけど印象に残る程は無かったかな。
マカオで世界遺産巡りしていると、近くにトイレがありそうな大きめのお店が沢山あるのってセナド広場とカモンエス広場くらいだと思うので、観光ついでに入っておくのが良いかなと思います。
またフェリーターミナルや大きめのレストランにはトイレがありました。どこも洋式だったしちゃんと流れるよ◎
結論:マカオでトイレは
- 街中より観光スポット内/建物内にある印象
- マカオ半島で困ったら世界遺産へ
コンビニ事情
マカオでは香港や韓国みたいにコンビニが数百メートル置きにはありませんっ笑
フェリーターミナルにすら無いっていうね…
マカオは暑くて湿度も高いので、飲み物は必需品です。飲み物はコンビニ以外でも買えるにしても、特にマカオパスはコンビニじゃないと手に入りにくいから、見つけ次第買っておくのが良いと思うよん。
結論:マカオでコンビニは
- 貴重な存在
- 必要なものがあるなら見つけた時に買っておこう
少しでも参考になれば嬉しいです。
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