今回ご紹介するのは旧城壁(舊城牆遺址:Antigas Muralhas de Defesa)。
英語ではWalls of Macau、そのままだね笑
ここは17世紀から残る古い城壁の跡です。
何度も取り壊されては建てて…を繰り返される中、この部分は残ったみたい。
同じく世界遺産のナーチャ廟のすぐ隣にあって多くとも2-3分に以内で観れるので、観光される際はここをメインにするのではなく、ついでに寄ってみるのがオススメです。
目次
旧城壁(舊城牆遺址:Antigas Muralhas de Defesa)とは
旧城壁
17世紀当時にポルトガル人の建てた城壁の一部です。ポルトガル人が築いた城壁として最も古くは1569年(明朝の陸慶3年)まで遡ることができます。中国の官吏の反対に遭い、城壁は建てられては壊されました。1632年、ポルトガル人は外敵(オランダ人)から守るとの理由で、マカオ北部に城壁と砲台を再建し、マカオ全体は西部の内港以外の北・東・西の三面をすべて城壁を築いて囲いました。そして各要塞に砲台を置き、強固な軍事城塞としたのです。土を固めた壁は、泥や砂、細かい石、わら、貝殻を砕いたものなどが層になっており、非常に堅固なものです。現存するものは長さ18.5メートル、高さ5.6メートル、幅1メートル余で、壁にはアーチ状の門が一つ開いています。
引用元:マカオ世界遺産”旧城壁”
貝殻というのはカキの貝殻が使われたそうで、泥/砂/細かい石/わら/貝殻を砕いて混ぜたもののことをマカオの言葉でシュウナンボーと言うんだそう。
各要塞に砲台を置いたってあるけど、そのうちのひとつはモンテの砦のことかな?
旧城壁の見どころ
こちらが旧城壁になります!
どどん。以上っ。
がっかりスポットとか言わないでください笑
自分もどれが旧城壁なのか分からずに1度素通りしたのは内緒だけど←
でもよく観察すると真ん中に少しだけレンガのようなものが残ってたり、地層のように何層にも重なってたり、これが貝殻かなーとか考えたりすると面白いです。
せっかくのなので触ったり匂いかいだりして五感でその感触を味わいましょう。
“壁にはアーチ状の門が一つ開いています”とあるのは恐らくここのことだと思います。
この中に入って行くと、同じく世界遺産のナーチャ廟に関する大三巴哪吒展館という展示室があるよ。
この城壁の反対側もこんな壁になっているのですが…
多分これは城壁ではないんだと思う、紛らわしいけど。
ここは同じく世界遺産のナーチャ廟や聖ポール天主堂跡のすぐ近くにあるので、ついでに見ていかれるのがオススメかな。
旧城壁 基本情報
- 営業時間:いつでも
- 入場料:無料
- 休業日:無休
- 所要時間:1-2分程度
アクセス情報
- マカオ公共バスで→17路線M122番新勝街(R. TOMÁS VIEIRA)から徒歩4分
- 聖ポール天主堂跡から→徒歩1分
- ナーチャ廟のすぐ隣
※マカオ公共バスについては路線が変更されている場合があります。
バス路線図から探す場合はココから、停留所名から探す場合はココからM122番を探して、ご自身で確認をお願いします。
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